宮之上貴昭執筆による長期連載


by ymweb
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キャバレーデビュー

こうしてオーディションに無事合格して、
八王子のキャバレー「ニュー・クラウン」にてプロデビューとなります。
宮之上貴昭18歳です。
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日本が高度急成長を遂げた時代の後半でしたが、
まだ好景気の名残はあって、この3階建てのキャバレーには、
1階にショーを受け持つメインバンドとチェンジバンドの2つ、
2階にも同様に2つ、3階に1つの、計5つものバンドが入っていました。
 
私が演奏することになるのはチェンジバンドのギタートリオで、
メインバンドの演奏と交代でステージに上がります。
中には休憩時間に他の店に飛んで行き、
掛け持ちで演奏しているミュージシャンもいました。
カラオケの無い時代でしたからミュージシャンはたくさん仕事がありました。

ステージは一晩3、40分が4回だったかな。
客のいない早い時間はずっとジャズを演奏することが出来ました。
今考えてみるとこの時間がとても勉強になったのかなと思います。(^^♪

客が入ると誰もが知っている歌謡曲やルンバ、
チャチャ、演歌も演奏しました。
「影を慕いて」「夜の銀狐」「ラブユー・東京」「ある恋の物語」
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「マイアミビーチ・ルンバ」「キサス・キサス・キサス」・・・
実はお手の物でした。 今も?(笑)
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こうして初めてのプロ活動はスタートしました。

ホステスたちと隣り合わせの控室は、
化粧と汗の臭いが染み込んでましたが、
大好きな音楽でお金をもらえることが嬉しかったのです。
日曜日は休みで、1ヶ月のギャラが確か7万5千円、
実家から通っていたので衣食住の心配もなく、
悠々自適な生活でした。

キャバレーで順調に演奏しているある夜のこと、
事件が起きました。

「宮ちゃんはわたしのものよ!!」
「何言ってんの?!わたしの宮ちゃんよ!!」

何と、
ホステス同士がわたしのことでつかみ合いになっていました。|д゚)
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ギョエ~~!! ('Д')

波乱含みで つづく





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by ymweb | 2016-08-08 16:41 | じゃずぎたりすと物語